コーヒー好き必見!人間関係まで広げられる”パブリックカッピング”とは?!
ここ数年、サードウェーブコーヒーの到来でコーヒースタンドが街中に増えています。
そのおかげもあってか、スペシャルティコーヒーと言って、より品質の良い美味しいコーヒーが色々なところで飲めるようになってきました。
そのような中、最近もっとたくさんの方にコーヒーのことを知ってもらうために、お店ごとにイベントなど開催しているところが増えてきています。
その中の1つのイベントに
パブリックカッピング
というものがあります。
カッピングとは、ワインを選ぶ上でのテイスティングのようにコーヒーの甘味や酸味、苦味、あとに続く余韻などといった味や香り、品質の良し悪しを客観的に、総合的に判断するテイスティン手法のこと。
カッピングはコーヒーの産地や生産国で実際に行われており、コーヒーの持ち味が一番ダイレクトに伝わる方法です。
産地でコーヒー生豆の買い付けをする際にもカッピングをし、購入の判断をします。
プロの方がカッピングをする際は、1日で何百種類のコーヒーをカッピングすることもあるようです。
パブリックカッピングは、この専門的なカッピングをかなりカジュアルにしたもので、コーヒー関係者以外のどなたでも気軽に参加出来るコーヒーテイスティングイベントです。
参加費はお店にもよりますが、無料で開催しているところが大半のように思います。ですので、本当に気軽に参加することが可能です!
カッピングの方法としては、
①グラスなどのカップに挽いたコーヒーの粉を入れる
※専用のグラスは下記のようなものです。
②まずは、コーヒーの粉の状態で香りを嗅ぐ
※粉の状態を、専門用語でドライと言います
③カップにお湯を注いで、3~4分くらい抽出する
※抽出している間に、コーヒーの香りを嗅いでみる
④抽出が終わったら、コーヒーの香りを感じるの為、カップに鼻を近づけたままカッピングスプーンをグラスの底まで入れゆっくりと大きく3回、かき上げるようにしてコーヒーの層を壊します。
※混ぜる回数は、開催される場所によって異なります。
⑤専用のカッピングスプーンを使って、コーヒーの表面に浮いているアクと豆を取り除く
※カッピングスプーンとは下記のようなものです。
⑥液体をカッピングスプーンで軽くすくい、コーヒーを口の中に強く吸い込み霧状に広げ、コーヒーの甘味、酸味、苦味、後味、コクや口当たり、品質の均一性や味のバランス等をみる
※口の中で霧状に広げることによって、味の判断がしやすくなります
コーヒーは、吸い込んだら飲んでも大丈夫ですし、味を確認したら紙コップなどの別のカップに吐き出しても大丈夫です。
実際、プロの方がコーヒーの鑑定を行う場合は、1日で何百種類ものコーヒーを鑑定しないといけないため、飲まないでカップに吐き出してカッピングを行います。
実は、パブリックカッピングには私も定期的に参加しています。
カッピングの醍醐味は、色々なコーヒーを1回で味わえるのはもちろんなのですが、なんと言っても参加者の方とコーヒーを通して交流が出来ることだと思います!
カッピングに参加される方は、基本コーヒーに興味のある方が大半なので、共通の話題もあってすぐに参加者同士が仲良くなれるのが特徴です。
また、なかなかお店の方とゆっくりお話し出来る機会が無い場合は、カッピングを通して交流出来るかもしれませんし、お店の方と仲良くなれば、今よりお店に通うのが楽しくなるかもしれません。
普段の生活では、会社や学校以外の人間関係を作っていくのは、なかなか難しいという方は多いと思います。
今は、様々なイベントもあって、色々な業種の方と出会える機会は以前より増えてきていると思いますが、そういうところが苦手な方も多いのではないでしょうか?!
コーヒー好きな方で、人間関係をもっと広げていきたいと思ってらっしゃる方には、パプリックカッピングはオススメかもしれませんね。
最後に、パブリックカッピングを定期的に開催しているお店を1つだけですがご紹介したいと思います。
興味のある方は、ぜひお店に遊びに行ってみてください。
★THE LOCAL COFFEE STAND
読者登録いただけると嬉しいです!
宜しくお願いいたします。
coffee × masobi シェアハウスで、コーヒーのワークショップを開催してきました!
先日、知り合いが運営するシェアハウスの住人向けに、コーヒーのワークショップを開催してきました。
★シェアハウスmasobi HP
コミュニティハウス masobi丨マナビ(学び)とアソビ(遊び)が詰まったシェアハウス
今回のテーマは「ハンドドリップの体験会」
6名の方にご参加いただきました。
参加された方は、ハンドドリップ未経験の方ばかりでしたが、全員1人1回はハンドドリップ体験をしていただきました。
最初にデモを見せて、そのあと2人ずつ同じ種類のコーヒーを同時に淹れてもらって、味がどれくらい違うのかという実験をやってみました。
同じコーヒー豆の量、同じお湯の温度で淹れても、注ぎ方や淹れるのにかかった時間で全然味が変わってしまうので、とても面白かったです。
参加してくださった皆さんも、その辺りはとても盛り上がって面白いと思ってくださったようです(^^)
会の雰囲気は、こちらのムービーをぜひご覧いただければと思います(^O^)
coffee × masobi シェアハウスでコーヒーワークショップ
今後も、何回かこちらのシェアハウスでワークショップを開催させていただく予定です。
ワークショップなどを開催して欲しいというご依頼がありましたら、ぜひ気兼ねなくメッセージいただければ幸いです(^^)
コーヒーを美味しく淹れる4つのポイント
コーヒーをお店のようにご家庭でも美味しく淹れるのって難しいとても思ってらっしゃる方って多いのではないでしょうか?!
そんなことはありません!
美味しく淹れるためには様々な要素があるのですが、その中でもコーヒーを美味しく淹れる4つために必要な最低限の4つのポイントについて、今回は紹介したいと思います。
これを知ってるだけでも全然違いますので、ちょっと長い文章ですがご覧いただければ幸いです。
1、分量
コーヒーを淹れる時に必要な材料は、"コーヒー豆"と"水"の2種類のみ。
他の料理とかと比べると、とてもシンプルです。
ですが、シンプルが故に、この2つの分量(割合)をしっかりと守ることがとても大切です。
分量に関しては、例えば200ccのコーヒーを淹れると一言で言っても、そのコーヒーを焙煎しているお店によって必要なコーヒー豆の量は違います。
ですので、お店の方に
「どれくらいのコーヒーを使えば良いですか?」と確認をするのが1番だと思います。
2、挽き具合
挽き具合とは、コーヒー豆の粗さのことです。
コーヒーを淹れるための器具は、エスプレッソ、ドリッパー、サイフォン、コーヒープレスなど本当に様々あり、器具によって挽き具合は違います。
器具にあった挽き具合をしないと、もちろん美味しくコーヒーを淹れることは出来ません。
例を挙げますと
・エスプレッソは、極細挽き
・ハンドドリップは、中挽き
・コーヒープレスは、粗挽きになります。
参考までにですが、コーヒーの抽出方法には大きく分けて2種類あります。
1つは、"浸漬法"。そしてもう1つは"透過法"です。
この2つの抽出方法には特徴があり、それぞれの器具がどちらかに当てはまります。
この2つの抽出方法の特徴が理解出来ていると、挽き具合をどれくらいにすれば良いのかが何となく分かってくると思います。
今回は、浸漬法と透過法についての説明はしませんが、後日こちらについては書きたいと思っています。
3、水
水でのポイントは2つです。
1つ目は、軟水を使うこと。
日本の蛇口から出てくる水は基本軟水なので、その辺りはあまり気にしなくて大丈夫です。
コントレックスなどの硬水を使うと、水に含まれているミネラル分とコーヒーの苦味成分が結合しやすく、少し苦味が際立ったコーヒーに仕上がってしまう可能性があります。
そして2つ目は、お湯の温度です。
一般的には、92度くらいの熱湯を使った方が良いと様々な本やインターネットの情報に書いてあります。
お湯の温度ですが、
・高ければ高いほど、コーヒーの成分が溶け出しやすくなる
・低ければ低いほど、コーヒーの成分が溶け出しづらくなります
ですので、あまりにも高すぎると、コーヒーの余計な成分まで抽出されてしまって美味しくコーヒーが仕上がらなくなる可能性が高いですし、また低すぎると、コーヒーの旨味成分がちゃんと抽出されず物足りない味に仕上がってしまうかもしれません。
コーヒーによって、適した温度は様々なので一概には言えないのですが、まずは90度くらいのお湯で試してみると良いかと思います。
4、鮮度
コーヒーは生鮮食品なので、鮮度は非常に重要です。
コーヒーは焙煎すると、その時から少しずつ酸化が進んでいきます。さらに挽いてしまうと、もっと酸化が進んで行き鮮度がどんどん損なわれていきます。
ですので、ポイントとしては
・焙煎してからあまり日が経過していないものを選ぶ
・コーヒーを淹れる直前にコーヒー豆を挽く
この2つがとても大切になっていきます。
最近のコーヒースタンドで売られているコーヒーには、だいたい焙煎した日が書いてあるのでそちらを目安にすると良いと思います。
※焙煎したばかりのコーヒーの方が鮮度は良いですが、焙煎仕立てのものは二酸化炭素をコーヒー豆がたくさん含んでいるので、何日か置いたものの方が美味しく淹れられる傾向ありです。
そして、コーヒーは「酸素」「湿気」「光」「熱」の4つの要素に弱いと言われています。
ですので、コーヒー豆は密閉容器にしっかり入れて冷暗所で保管するのがベストです。(暑すぎなければ常温も可)
1ヶ月以上などの長期保管したい場所は、冷凍庫で保管するのがより良いと思います。
また、冷蔵庫などで保管したコーヒー豆でコーヒーを淹れる場合は、まずはコーヒー豆を常温の場所に置いて常温まで戻るのを待ってください。
コーヒーを美味しく淹れられなくなってしまう原因になりかねません。
※コーヒーを保存するために最適な容器をご紹介します。
保存量も200g入れば、ご家庭では十分かと思います。
これであなたも、家で美味しくコーヒーを淹れられるようになりましたね!
以上、コーヒーを美味しく淹れるための4つのポイントについて説明でしたがいかがでしたでしょうか?
コーヒーを美味しく淹れるためには"淹れ方"の技術なども含まれてくるので、これは本当に最低限のポイントになります。
ですが、この4つをしっかり守ることが出来れば、ご家庭で淹れるコーヒーが今までよりも格段に美味しくなることは間違いありません!
今回の記事が、少しでもより美味しくコーヒーを淹れられるようになるキッカケになれば幸いです。
メリタ Melita
ここ数年、スペシャリティコーヒーブームでご家庭でもハンドドリップでコーヒーを淹れる方も増えてきていると思います。
実はハンドドリップと一言で言ってもいくつかのドリッパーがあり、それぞれで特徴が異なります。
そのようなドリッパーの中でも、今回は
メリタ Melita
についてご紹介したいと思います。
メリタ Melitaは代表されるドリッパーの1つで、ドイツに本社を置くコーヒー機器の総合メーカー。
ペーパードリップシステムを発明したメリタ・ベンツにより、1908年に創業した。事業はペーパーフィルターの生産から始まり、コーヒーをはじめとする食品関連用品に展開している会社です。
メリタについて興味のある方は、下記のホームページをご覧下さい。
★メリタジャパンホームページ
では、メリタのドリッパーについて特徴を説明したいと思います。
写真のような、台形(円柱)の形をしているのが特徴で、底に1つだけ穴が空いているのが最大の特徴。
空いている穴の大きさも大きくないので、抽出スピードも比較的ゆっくり目になっています。
ですので、最もよく見かけるハリオのように、何回かに分けてお湯を注ぐのではなく、
1度に必要な分(抽出量)のお湯を注いでしまうのがポイントです。
どちらかというと、浸漬法に近いです。
※ハンドドリップ全般については、後日別の記事にてご紹介させていただきます。
また、メリタの場合は必要量のお湯を一気に注いでしまうため、あまり注ぐ技術を必要としません。
そのため、ハンドドリップ初心者の方にはオススメの器具と言えるかと思います。
メリタでの抽出方法に関しては、メリタ公式サイトで紹介されているムービーを
ぜひ参考にしてみてください!
今回ご紹介させていただいた商品はこちらです。
★メリタドリッパー(2~4杯用)
★メリタドリッパー専用ペーパーフィルター(2~4杯用)
池尻大橋コーヒータウンフェスティバル
【報告】ラテアート体験会終了しました!
昨日は、知り合いの紹介で、ラテアート体験会を
【告知】ラテアート体験会開催します!
イベントのお知らせです。